日帰り 関西空港⇔仙台空港~佐渡

ふらっと旅

どうしても離島「佐渡」の手形が欲しくて、何とか本州から「佐渡」の電波が混じる場所を検索しました。すると、佐渡島に一番近い本州に『角田岬』という場所があることが分かりました。もちろん新潟県です。

さて、どうやって新潟県まで日帰りで行こうか・・・。現在ではLCCのPeachに【関西⇔新潟】路線がありますが、当時はまだ運航しておらず新潟に行くのも難しい状況でした。半ば諦めかけていましたが、【関西⇔仙台】路線があることが分かり、何とかその路線を使って新潟までの「ふらっと旅」の方法を探しました!

ありましたっ!!「佐渡」手形を手に入れるための新潟までの道のりをご紹介しますね。

はい、おなじみの関西空港第2ターミナル。第2ということはPeachです。笑

まずは朝一番の飛行機で仙台空港に向かいます。今回もあっと言う間に到着です。東日本大震災の津波の影響で、空港周辺はダンプカーや資材を運ぶトラックなどがたくさん通っていました。その光景を見ると自分の趣味の為に仙台空港を利用していることに罪悪感を感じずにはいられませんでした・・・。

以下の地図が今回の行程です。レンタカーを借りて高速道路を使い、ひたすら新潟を目指すという極めてシンプルな内容です。さぁ出発しましょう! まずは高速の仙台東部道路から仙台南部道路仙台南ICを目指します。空港で「仙台市周辺」手形はget済みです。仙台南ICから東北自動車道に入って南下します。

山形自動車道との分岐点の村田JCT付近で「仙南」手形をget! 福島県に入って福島JCT付近で「福島」手形をget! 郡山JCTで「郡山」手形を手に入れた後、そこから磐越自動車道に入ります。 実はここまでに嬉しい誤算がありました。東北自動車道を南下している最中に、本来は取得できないはずの「いわき」の電波が紛れ込んできて、偶然にも「いわき」(福島県)手形をget! 笑  神様、ありがとう!!

磐越自動車道では磐梯山SAで「会津若松/喜多方」手形をgetして、福島県手形コンプリート! 野口英世で有名な猪苗代湖を左手に感じながら突き進みます。 三川IC付近で「新潟/新津」をgetして、安田ICで高速を降りました。 このあたり一帯が今回の1つのポイントです。この一画だけが「新発田/村上」の電波が入る地域なのです! 計算通りに「新発田/村上」手形をget!

さぁ、ここから一般道で佐渡島が見える角田岬に向かいます。新潟の市街地には目もくれず海岸を目指します。1時間弱運転して角田岬の駐車場に到着です。夏には海水浴客で賑わうであろう駐車場は季節外れの為、ひっそりとしていて利用客は私以外1台だけでした。 遠く「佐渡」の電波をキャッチするためには高い場所に行かなくてはなりません。今回は灯台を目指してみます。駐車場から灯台に行くには怪しい洞穴を通り抜けなくてはなりません・・・。『名勝 判官舟かくし』の案内板を確認して歴史を感じながら照明の無い洞穴を通り抜けます。周りには誰もいないし真っ暗でさすがに怖い。下右の写真が洞穴の出口です。

荒波が打ち付けて水しぶきが飛んでくる細い道を、灯台を目指して階段を上ります。人が1人通れるくらいの幅なので高いところが苦手な方は苦労するかもしれません。この辺りで景色はもう大海原で、もしかしたらと思い、ポチッと位置登録をしてみますが、やはり拾う電波は本来の「新潟/新津」です。 もうてっぺんまで行くしかありません。やっとの思いで息を切らしながら登った時の景色がこれです!!! 絶景です!! 来てよかった!!

遠くにうっすらと佐渡島が見えているの分かりますか? ポチッ、ポチッ、ポチッ何度やっても地元の電波が強く、「佐渡」の電波が拾えません・・・。ここまで来て「佐渡」手形を手に入れれず帰るなんて絶対に嫌なので粘りに粘りました。佐渡島を向いて背中に灯台の壁で「新潟/新津」の電波を遮るような位置関係をとって1時間ぐらい電波が交じり込むのを待ちました。携帯画面とにらめっこ。アンテナが3本から2本、1本・・・。電波が弱まってます。チャンス!!「佐渡」の電波、来いっ!! ポチッ。 やったぁぁぁぁぁぁ~。「佐渡」手形get出来ました。 この日を逃したら一生「佐渡」は手に入れれないという覚悟で来ていたので、喜びも半端なかったです。笑

帰りはウキウキで帰りましたので、新潟~仙台が全然苦になりませんでした。牛タンも食べず、ただ手形を取るために頑張る「ふらっと旅」もなかなか楽しいもんです。ココロは完全に非日常の空間にありましたから。笑

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