2020 飛行機恐怖症のSFC修行 vol.5 【エバー航空 BR217便ビジネスクラス】

SFC修行

2020 SFC修行で唯一のビジネスクラス。エバー航空 BR217便、どんなサービスなのか、機内食は?ビジネスクラスなので飛行機恐怖症(狭所恐怖症)でパニックになるリスクは限りなく少ない安心のフライトです。機材は A330-200 プレミアムローレルクラス。

ここがエコノミーとビジネス(プレミアムローレル)クラスの分かれ道。

私が指定した席は 08A 窓側の席で隣は空席のはず!! というのも、チケットを購入した時は青色の 09K を座席指定していたのですが、48時間前から可能なオンラインチェックインをした際に座席を見てみると、09H を他の乗客が指定していることが分かったので、急遽隣の 08C も空席になっている赤色の 08A に座席変更したんです。

やはり、広い!! 個人モニターも大きい!! これならパニックになることは絶対にない!! 席に着くとすぐにCAさんが飲み物を聞きに来てくれます。私は迷わずスパークリングワイン。

乗り慣れていないビジネスクラスで、枕や毛布などのアメニティグッズが邪魔でゴソゴソしていたら、肘がスパークリングワインに当たり、ガシャーン!! 隣の席にワイングラスが飛んで行ってしまいました・・・。隣の席はびしょびしょです。隣が空席でホント助かりました。誰かが座っていたことを想像するとゾッとします。搭乗してすぐにCAさんを呼びだすハメになり、素人感丸出しでした。謝る私に笑顔で対応。ホスピタリティがさすがビジネスクラス。こぼしてグラスが空になってしまったので、スパークリングワインをもう1杯お願いしました。ハードケースに入ったヘッドフォンもあり、今まで経験のない優越感に浸ることができました。

離陸してしばらくするとドリンクメニューを持って、CAさんが注文をとりにきてくれました。私はスペシャルドリンクをお願いしました。

エバー航空の緑を基調にしたスペシャルドリンクです。おつまみも付いています。機内食は台湾を代表するレストラン「鼎泰豊」とエバー航空がコラボしているメニューを注文しました。牛肉の煮込み辛口汁のスープ麺をプレートに載せて提供してくれます。

甘辛いスープが朝の胃を満たしてくれます。牛肉もほろほろに柔らかくなっています。スープの甘辛さとスペシャルドリンクの甘さが絶妙のマッチングでした。デザートのフルーツを食べ終わって一休み。下のコントローラーで座席を思い切り倒して、楽しみにしていたライフラットにして個人モニターでエンターテイメントで時間つぶしです。

BR129便【関空 ⇒ 台北】で途中までしか見れなかったので、TBSドラマ日曜劇場「グランメゾン東京」続きを見ることにしました。2話の途中から4話まで一気に見ました。ちなみに4話までしかなく、5話からは見れないという中途半端なサービス。笑 

途中、何回かエアーポケットに入りGが背中にかかって気持ち悪くなってきました。それをきっかけにパニック症状の前兆が・・・。じっとしていられなくなり、何度となくトイレに立ち上がりました。吐き気までしてくる始末・・・。座席をライフラットにしてみたり、リクライニングの角度や、フットレストの角度を何度も何度も調整して、一番落ち着く体勢を探しました。飛行機恐怖症(閉所恐怖症)発症のリスクが少ないビジネスクラスで症状が出始めるなんて・・・。早く着け、早く着けと思えば思うほど、時間の流れがゆっくりになります。気を紛らわすために「ターミネーター」の続編を見始めましたが、全く話が頭に入らず断念。やっと着陸態勢に入るアナウンスが流れ、窓からマラッカ海峡独特の海の色や街並みが見えてくると症状は治まり始め、景色を堪能することができました。

予定より30分ほど早くクアラルンプールに到着です。人生初の東南アジアです!!! さて、今から明日の朝までクアラルンプールをどれだけ満足できるか、行ってきま~す!!!

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