2020 飛行機恐怖症のSFC修行 vol.6 クアラルンプールを半日でどれだけ満足できるか①【空港到着からバトゥ洞窟まで】

SFC修行

エバー航空 BR217便で11:30頃にクアラルンプールに到着し、これから明日の朝までにどれだけクアラルンプールを満足できるか頑張ってみます。

まず、クアラルンプール国際空港(KLIA)に到着して一番最初に目を引くのは、空港内にジャングルがあること!! このジャングルを中心に十字形にサテライトという制限エリアが広がっています。早速、この「KILA JUNGLE BOARDWALK」に入って(出て)みます。ここが入口というべきか出口というべきか・・・笑。

いきなり南国ムード満載です。蒸し暑さと強い日差し、マレーシアにとうとう来たんだなぁという満足感。滝まであって森林浴や水素イオンも楽しめます。これからエアロトレインに乗ってメインターミナルまで移動です。これがエアロトレインの乗り場です。係員が列車が到着する度にロープを張り替えて右や左に乗客を促します。

エアロトレインの中です。乗客が全員降りるのを待って撮影成功。笑

メインターミナルで入国審査を済まして、いざ入国!! エバー航空のビジネスクラスを利用していたので「KLIA Premier Lane」という優先レーン優待カードを機内で渡してもらっていたのですが、使い方が分からず周りの流れに任せて並んでしまいました・・・。損した。しかし、マレーシアは入国カードが不要なので凄く楽ちんでした。パスポート見せて顔認証して両手の人差し指の指紋をとって、はい終わり。入国完了!!

KLセントラルに移動

今から、「KLIA ekspres」に乗ってクアラルンプールの交通の中心「KLセントラル」まで移動します。これがチケット発券機です。クレジットカードで購入すると10%割引になるそうなので、チャレンジしました。 

無事に発券完了。台湾のMRTと違って日本語表記がないのでちょっとドキドキしました。

プラットホームで電車を待ちますが、明らかに何かトラブルがあったみたいで案内板が、列車名ではなく「Please Check With Counter」に変わってしまいました。待てど暮らせど電車は来ません。30分近く待ってようやく電車が来ました。何があったのか全く分かりませんが、KLセントラルへの直通に乗ったはずが各駅に停車しました。このトラブルで時間をかなりロスしてしまいました。

車内からの景色。南国っぽい雰囲気が漂います。何の樹でしょうか、バナナかな?自然林ではなく明らかに栽培している感じです。

ホテルにチェックイン

KLセントラルに到着し。明日の早朝出発のため、空港行きバスの乗り場を一度確認してからホテルにチェックインします。14:00からチェックインOKでした。私が今回利用するのは、KLセントラル駅からすぐ、リトルインディア「ブリックフィールズ」という場所にある「Double M HOTEL」です。Expedia で調べたら2000円程度だったので即決でした。

チェックイン受付はインド人らしき女性でした。「Passport Please」と言われ、パスポートを渡したらスマホで顔のページを撮影していました。これって何か意味あるのかな?偽造に使われたりしないよね?日本に旅行に来る外国人観光客も日本のホテルではこんなことしてるの?ちょっと不安・・・。宿泊費はカード決済で済ませていたのですが、マレーシア政府課税10RM(271円)とデポジット50RM(1355円)を現金でチェックイン時に支払います。208号室のカードキーを渡してもらって部屋へ。

うん、なかなかの部屋。エアコンもついてるし、寝るだけなら大満足!! クアラルンプール観光に行く前にシャワーを浴びよう・・・。大満足だと思っていたのが、ここで評価がだんだん低下・・・。まずシャワーの使い方が難しい。温度調節方法も分からず(出来るのか?)水のまま。排水溝が詰まっているのか水が流れず溜まっていく。トイレとの境目もないので溜まった水がトイレの方に溢れていく・・・。まさに地獄絵図。笑 短時間で汗だけ流して終わり。

「バトゥ洞窟」

とにかくクアラルンプールの日差しの強さは半端ないのでハーフパンツでウロウロしたかったのですが、最初の目的地「バトゥ洞窟」はヒンズー教の寺院があり、肌の露出が制限されるとのことなので長ズボンにしました。KLセントラル駅からKTMコミューターの終点「Batu Caves」までのチケットを自販機で購入します。日本語表記がないので色々やってみますがダメ。仕方ないので近くでソフトクリームをペロペロ舐めていた怪しい感じの男性に恐る恐る「Excuse me. I want to go to Batu Caves. Please tell me how to buy ticket.」文法も気にせずとにかく困っていることをアピール。その男性「OK.OK」と代わりに自販機を操作してくれましたが、「あれ?これ壊れてるみたいだから、あそこのカウンターで買ってみて」というような感じ。壊れてると教えてもらったでけでも有難く、得意の「Thank you. Thank you.」を連発。笑 カウンターで2.6RM(71円)現金で支払ってトークンをゲット。使い方は台湾のMRTと全く一緒。プラットフォームです。15:35発 Batu Caves行の案内が見えます。

これが車内。何枚かの窓に飛び石が原因なのか粉々にヒビが入っており、景色が全然見えませんでした。日本なら危険ですぐに交換です。画像でいうと一番右の窓です。

車内には色々と注意事項が書かれてあります。禁煙、飲食禁止、ポイ捨て禁止、ペット連れ込み禁止、危険物持ち込み禁止、チューインガム禁止(真ん中の表示)、そして右から3つ目はイチャイチャ禁止。宗教的なものでしょうか。日本の若者にもこの精神を!!笑 

30~40分で「Batu Caves」駅に到着。駅から人の流れに乗って歩くと・・・。

よくガイドブック等で見るこの景色。しかも観光客が少ないのでかなりレアな画像だと思います。このムルガン(スカンダ)神像の大きさに圧倒されます。世界一42.7mの高さのムルガン神像ですから!! 

それにしても、この暑さで272段の階段を上るのはかなりキツそう・・・。

周辺には野生の猿がたくさんいます。猿に後光が射したこんな画像も撮れました。

何度も休憩を繰り返し、やっと272段を上り切りました。後ろを振り返るとこの景色。

いよいよ洞窟内へ。お香の匂いが漂ってきます。内部はかなり広い空間になっており、いたるところにヒンズー教の神話をモチーフにしたオブジェが並んでいます。ヒンズー教独特のカラフルな極彩色でテーマパークのアトラクションの様相です。洞窟内ですが場所によっては上を見上げるとポッカリと穴が開いていて空が見えるポイントも。

それでは、上ってきた階段を下って駅に向かいます。駅のすぐ近くにもう1つのヒンズー教の宗教施設があります。そこで出迎えてくれるのがこの神様「ハヌマーン」です。猿の神様なのでよく見ると尻尾があります。西遊記の孫悟空のモデルになったとか。

私は「ハヌマーン」と聞いて真っ先に思いつくのは、昔私が幼稚園か小学生だった頃、ウルトラマンを見ていてそこに登場した正義の味方が「ハヌマーン」でした。ウルトラ6兄弟達はカッコいい飛び方をしてるのに、1人だけとんでもなくカッコ悪い飛び方をしていたので、強烈に印象に残っていました。

左が登場、右がその飛び方です。今見ても笑ってしまいます。どう見ても速く飛べるはずがありません。笑笑

「Batu Caves」駅で帰りのチケットをカウンターで3.8RM(103円)で買ったのですが、行きの値段と明らかに違います。カウンターの若い兄ちゃんが差額1.2RM(33円)をネコババしているに違いありません。行きは領収書も渡してくれましたが、帰りは領収書がありませんでした。間違いないですネコババです。文句を言うのも面倒臭いし英語で言い合いなんて出来ないし泣き寝入りをしました。皆さん気を付けて下さいね!!

それでは次にすることがありますので、一度KLセントラルに戻ります。

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