2020 飛行機恐怖症のSFC修行 vol.7 クアラルンプールを半日でどれだけ満足できるか②【マッサージ→ペトロナスツインタワー→ジャランアロー】

SFC修行

バトゥ洞窟の階段でかなり足にダメージをくらったので、一度ホテルに戻ってからマッサージに行きたいと思います。長ズボンからハーフパンツに履き替えて、いざ出発。

マッサージ(指圧)

ホテル周辺には目の不自由な方がされているマッサージ店がたくさんあると聞いていました。言葉が思うように通じない、日本人からすると治安が決していいとは思えない雰囲気の路地裏、そしてだいたいが雑居ビルの細い階段を上がった2階にありがちなマッサージ店。笑 でも、皆さんが口を揃えて素晴らしかったと言われているので、私もチャレンジしてみました。ホテルを出てマッサージ店を探してぶらぶらしてみます。

ありましたっ!! たぶんこれもそうだと思います。2階の看板に 「“URUT TRADISIONAL” BLIND MASSAGE CENTRE 盲人指壓按摩中心 モウジン マシサージセンター」と書かれています。間違いないと思います。「マッサージ」が「マシサージ」になっていますが、気にしない気にしない。笑 

手前に見えている細い階段で2回に上がります。

店内に入って受付でマッサージをお願いします。ここからも片言の英語で頑張ります。30分コースを頼んでみましたが、最短50分コースからでした。料金はどこのお店でも一律料金だと調べていたので安心して50分をお願いしました。お客さんは私1人だったので、すぐに部屋に入れてもらって施術が始まりました。

こんなベッドです。うつ伏せに寝転んで背中からマッサージが始まります。目が不自由な方なので視覚に頼るのではなく、何気ない私の反応や筋肉や関節の微妙な変化を指先の感覚で察知しているようで、めちゃくちゃ上手でした。私は腰痛があるのですが、絶妙な力加減でほぐしていってくれます。ついつい声も漏れてしまいます。肩や腕、ふくらはぎなど全身を施術してくれて日本の半額以下。しかも、抜群に上手。50分といわず2時間でもよかったと思える最高のマッサージでした。50RM(1355円)を受付で支払ってお店を出ました。指先の感覚で10RM札が5枚あることがしっかりと分かっておられました。いや~素晴らしかった。この為に日本から来てもいいくらいの価値があると思います。

ペトロナスツインタワー

次は是非とも写真に残しておきたい場所、もう写真の構図まで頭の中で出来上がっている場所、ペトロナスツインタワーに向かいます。クアラルンプールといえばこの代表的なツインタワーが有名ですよね。またまたKLセントラル駅に行ってそこから電車です。

路線図の一番下が「KL SENTRAL」です。ここから路線⑤のLRTに乗って「KLCC」に向かいます。券売機はこれです。

路線図の色がピンクだったので券売機も左から2番目のピンクをタッチ。駅名がずらっと表示されるので「KLCC」をタッチして料金2.4RM(65円)を入れるとトークンが出てきます。注意が必要なのは10RM以上の紙幣は使えないので前もって両替をしておかなくてはなりません。トークン(コイン型の切符)の使い方は台湾もマレーシアも共通です。10分くらい乗車すると「KLCC」駅に到着です。人の流れに身を任せていたら多分ペトロナスツインタワーに辿り着くでしょう。笑 KLCC公園にはちょうど噴水ショーが始まったくらいの時間に到着です。

最後まで噴水ショーを見ていれば、噴水が虹色になったりして、もっと綺麗な写真が撮れたと思うんですが、終わる前に電車に乗らないと大混雑すると予想できたので、その場を離れます。私は上の写真のような全体像アングルではなく、もっと撮影しておきたい構図がありました。KLCC公園と反対側からのペトロナスツインタワーです。真下から見上げられるのでCGのような近未来的な画像が撮影できます。それが、これです!!!!

どうです?? 凄くないですか? このアングルをず~っと撮影したくて日本から調べてきました。私の今回1番のお気に入りです。さて、近未来的なマレーシアを見たので、次はローカルな熱気あふれる場所に行ってみたいと思います。

ジャランアロー

「KLCC」駅から1.8RM(49円)支払って2つ前の「Dang Wangi」駅まで戻ります。路線図ではここで路線⑧モノレールの「Bukit Nanas」駅と接続していることになっています。日本だとこれは乗り継ぎとは言えないくらい歩かされます。遠すぎる!!。裸足でクロックスを履いていたので水ぶくれが出来てしまいました。「Bukit Nanas」駅からは2.4RM(65円)で「Air Asia-Bukit Bintang」駅まで2駅移動です。

「Air Asia-Bukit Bintang」駅からは歩いて「ジャランアロー」に向かいます。場所は頭にだいたい入っていましたが、最終的には勘で「ジャランアロー」に行きつけました。笑 我ながら感心。凄い数の人、人、人です。新型コロナウイルスは何処へやらって感じです。それほど熱気に満たされていました。客引きのオジサンやオバサンがどんどん声をかけてきます。笑 外国人観光客もこの雰囲気の中に溶け込んでいます。パワーみなぎる「ジャランアロー」がこちらです。これでもめちゃくちゃ空いているとのことです。

ここは1人で来るよりも、何人かでワイワイやった方が楽しいでしょうね。それか、旅先で出会った色んな国の人と一緒にお酒を飲む。凄く憧れますが、私の英語力では会話が続かないかな・・・。ヒリヒリして水ぶくれも破れそうだし、この熱気を十分に感じれたので、そろそろホテル近辺に戻って晩ごはんを食べましょう。

晩ごはん「OLD TOWN WHITE COFFEE」

「Air Asia-Bukit Bintang」駅から2.4RM(65円)でKLセントラル駅まで戻ります。モノレールのKLセントラル駅付近にはインド料理のカレーのスパイスの美味しそうな匂いが漂っていますが、ちょっとローカル過ぎて敷居が高いので今回は遠慮しました。ホテルの近くに「OLD TOWN WHITE COFFEE」という有名なチェーン店があったのでそこに決めました。朝から機内食だけで過ごしているので腹ペコです。

メニューを見て指差しで注文。私は Minced Chicken Steamed Rice(蒸肉燥飯)とセットでWhite Coffee Cold を注文しました。

ピリ辛でカレー風味で絶品でした。アイスコーヒーも甘くてちょうど良いバランスでした。腹ペコだったので店員さんが持ってきてくれたらすぐに食べてしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。すみません。笑 この美味しさで、このボリュームで 16.78RM(455円) 。マレーシア凄いです。食通にはたまらない街ですね。

ここからホテルまで徒歩2分、途中の24時間営業のスーパーマーケットに寄ってみます。

コンビニやスーパーマーケットにはその土地の生活が凝縮されているものですが、こんなに色んな種類のスパイスが売っていました。この香辛料を求め、ヨーロッパ各国が東南アジアに進出したことで、大航海時代に突入したんですよね。

ホテルに着いたのは22:30。お昼に空港に到着してまだ半日しか経っていませんが。3日分くらいの体験ができました。色々と経験したので、今朝はまだ台北にいたなんて嘘みたいです。明日は4:00起きです。排水溝がつまって水が流れないので、さっとシャワーを軽く浴びて寝ま~す。おやすみなさい。

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